オフショア投資セミナーに参加してきました!

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こんにちは。めんま(@menma_money)です。

先日、私は「オフショア投資」のセミナーに参加してきました。
オフショア投資についてはこちらの記事をご参照ください👇

オフショア投資で資産運用?!メリット・デメリット・その特徴とは

2018.01.20

セミナー自体はあやしかったのですが、学びもあったのでシェアをさせていただきたいと思います。



リスクには3つある

リスクには3つあります

・死のリスク
・病のリスク
・長生きのリスク 

日本の平均寿命は2017年の時点で「女性87.14歳」「 男性80.98歳」 となっています。
寿命が伸びることは良いことかもしれませんが、これにより「長生きのリスク」が生まれ老後の資金を蓄える必要がでてきました。

その対策として投資をしましょう。
それも海外の資産を持ちましょう。

という話からセミナー始まりました。

なぜ海外資産なのか?

今後の日本は「円安」「インフレーション」の方向に向かっていきます。
なぜ、「円安」と「インフレーション(以下、インフレとします)」の方向に向かっていくのでしょうか。

それは借金を減らすためです。
日本の借金は現在約1,100兆円あります。

円安になれば、円の価値が相対的に下がるので日本の借金を減らす効果があります。
円の価値が下がれば、海外の株・不動産の価値は上がるので政府の持っている海外資産を売却することでさらに借金を減らそうとしています。

また、インフレになれば1,300〜1,500兆円あるといわれている高齢者の預貯金の価値を下げることができます。
物価が上がることにより企業の売り上げ、さらに従業員(サラリーマン)の給料が上がるので現役世代にお金がまわり、結果的に消費活動が活発になります。
インフレにより現役世代に有利な状態になります。

しかし、円安・インフレが実現したら損するものがあります。
それは「現金」「年金」「保険」です。
すなわち、これらを持っていることがリスクになるのです。

もし、政府の掲げているインフレが2%で進んだ場合、25年後には100万円の価値は60万9513円になってしまいます。
なので、年2%以上の利回りのある商品を買う必要があります。

また、ポートフォリオ理論においては「今持ってない資産」を持った方がよいとされています。
安になれば海外の資産が相対的に上がるため、海外の積立投資(オフショア投資)海外の銀行海外の不動産海外のファンドを持つと有利になります。



 

利回り2.7%以下の投資は投資としてやる価値はない

以下は日本と海外の金融商品の利回りを表したものです。

国内銀行:0.02%
国内保険:0.3~1.5%
海外銀行 :1.2~7.75%
海外保険 :3.5~10%
海外信託: 4.3~9%
海外プライベートバンク:10%(資産が1億円以上の人) 

リスクがほぼない投資商品の期待利回りをあらわす「リスクフリーレート」として米国債があげられます。簡単にいうと元本保証の商品です。
この利率が2.7%となっています。リスクなく米国債は2.7%の利回りを得られるので、言い換えると利回りが2.7%以下の投資は投資としてやる価値はありません。

なぜ、日本の保険はこれほどまでに利率が低いのでしょうか。
それには理由がふたつあります。

ひとつには、海外の商品が日本に入ってこないからです。
なぜ海外の商品が日本に入ってこないのでしょうか。
海外の保険商品は日本に支社がないと販売ができないからです。

ふたつめは、保険法第186条により国債の85%を日本の銀行・保険会社・年金が購入することを義務づけられているからです。日本の国債は利回りが低いです。
そのため、日本の金融商品はそれにひっぱられて利回りがとても低くなっているのです。

また、日本で5.000個ある投資信託のうち、利回りが10%を超えるものは0個です。対するアメリカは50個あるのです。
投信ランクでは日本は「C−」となっており南アフリカ以下となっています。

投資信託の利回りについても、日本の投資信託の10年間の平均利回りは-0.11%なのに対し、アメリカの投資信託の10年間の平均利回りは5.2%となっています。

以上の理由から海外の商品に投資する必要があります。(これをキャピタルフライトといいます)
世界の経済は成長し続けており、世界の人口は長期的に見て増え続けます。
世界平均でドルコストをすれば安全に資産を増やすことができます。

たとえば、年利0.02%の日本の銀行に月々5万円を25年間あずけた場合、元本の1500万円は25年後には1504万円となるのに対し、年利9%の海外の平均的な金融機関に同じ条件であずけた場合、25年後には4000万円となります。(年利は変わらない場合を仮定しています)

あなたはどちらにお金を預けたいですか?

オフショア投資の具体例

ここからはある一つのオフショア投資の商品を紹介していました。
具体的には書けませんが、概要を箇条書きしますので参考に目にとどめてください。

・香港の創業約200年の歴史を持つ金融機関に口座を開設。
・そこに毎月3〜15万円を投資。
・それを運用会社が年利9%以上の目標利回りで運用します。
・現在の利回りは9.6%。
・ボーナス制度もあります。
・初期口座と貯蓄口座を持つ必要があり、日本に持ってくるときには課税されます。
・香港はタックスヘイブンでキャピタルゲインが0%となっています。

しかし、満期まで引き出せない。3年間は解約料がかかる。手数料が割高というデメリットもあります。こちらに関しては、以前の記事をご参照ください。

オフショア投資で資産運用?!メリット・デメリット・その特徴とは

2018.01.20

オフショア投資に関する個人的な見解

以上がセミナーの大まかな概要です。

海外の資産を持ち運用することには私も賛成です。
しかし、それをオフショア投資にするか、個人で運用するかは好みになってくるのかなと思いました。
私が保有している投資信託はこちら👇

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2018.01.08

今回の業者はツアーを開催しており金融法違反の可能性が高いです。
この業者に頼んだままでいると数年後に連絡をとれなくなり自力で解決をする必要がでてくるのは目に見えています。
また、オフショア投資特有の口座の制度や自由に引き出せないという点で流動性が低いので、私はオフショア投資ではなく自分で運用をしようと考えに至りました。

このセミナーで学びになったことは海外資産を持つこと長期的な積立の重要性です。

また、日本円だけを持ち、それをさらに預金するというのは今の時代ではかなりのリスクがあると考えています。
円から外貨預金から投資の考えはこれからも大事な考えになってきます。

余談ですが、私の考える資産のバランスとしては、

・総資産の60%は守る資産として利回り4%ほどのものを保有。
・30%は増やす資産として利回り7%ほどの海外積立を保有。
・残りの10%をもっと増やす資産として保有。 

が理想なのかなと考えています。

また、おもしろい投資セミナーがありましたらシェアをしていきたいと思います。

ハリーくん
詐欺には気をつけようね!




 

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