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こんにちは。めんま(@menma_money)です。
あなたは内閣府のかかげている「Society5.0」を知っていますか?
Society5.0とは?AIの進んだ世界
Society5.0とは、狩猟社会(Society 1.0)・農耕社会(Society 2.0)・工業社会(Society 3.0)・情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を目指すものです。
Society 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服します。また、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されます。
情報源: Society 5.0 – 科学技術政策 – 内閣府
AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を通じて社会はより便利になっていきます。
内閣府の動画では、「ドローン宅配」「AI家電」「AIスピーカー」「遠隔診療」「スマート農業(無人トラクター)」「会計クラウド」「無人走行バス」が出てきます。
AI技術のスピードを考えると、これが実現する社会もそう遠くないように思えます。
現在でも「AIスピーカー」が販売されていますし、アメリカのシアトルでは完全無人レジの「Amazon Go」のサービスがスタートしました。
「参考記事」
レジのない「Amazon Go」がついにオープン、センサー満載の店内をチェック|BUSINESS INSIDER
AI・IoTの発展によりこれからの生活が便利になっていくことが予測されます。
しかし、その代償もあります。
よく言われているのが「AIによる失業」です。
8年後には123万人の仕事が消滅? 人工知能時代の生き抜き方(Buisiness Journal)
こちらの記事では、8年後に123万人がAIによって失業することを示唆しています。
具体的には、タクシーやトラックのドライバー・一般事務員・銀行の窓口や受付などはAI・ロボットの自動化により仕事がなくなるとしています。
また、会計士・税理士・銀行の融資担当・保険の審査担当・経営コンサルタント・弁護士助手などはAIのビックデータ解析により仕事がなくなっていくとしています。
現在でもバルト三国のひとつエストニアでは電子政府の導入がされており、会計士の仕事がなくなるとも言われています。
また、中国ではAIが医師国家試験の筆記試験に合格しました。
AIが中国の医師国家試験の筆記に合格 「現場デビュー」は来年3月(China News Service)
専門性の高い仕事でもAIにより代替されるのです。
あなたはAIによる失業が他人事と思えるでしょうか。
また、自動運転技術が進むことにより交通事故が減り、保険会社の必要性が小さくなるかもしれません。
行政の事務もAIにより効率化されたら福祉などの現場の仕事を除いては代替されるかもしれません。
技術の発展により派生して失業する仕事も増えていく可能性があります。
65歳以上の貧困率
立命館大学・産業社会学部の唐鎌直義教授が「平成26年度 国民生活基礎調査」を基に65歳以上の高齢者の貧困率を算定しました。
1年間で「160万円に満たない収入(月13万3000円)」の世帯を貧困層として定義しています。この金額は生活保護の最低生活保護とほぼ同等なので妥当な数字かと思います。
算定の結果、65歳以上の貧困率は26%となり、高齢者の4人に1人が「貧困」状態になっていることがわかりました。
平成26年のデータですが、現在でもそこまで大きな差はない割合と考えられます。
このデータは単身者のみではなく、子供が同居しているなどの世帯も含まれています。
単身女性に限ると56%が貧困の状態です。
20世紀と21世紀の働き方は違う
AIによる失業、人生100年時代における老後の貧困。
このような時代に私たちはどのような対策をとったらよいのでしょうか。
まず、認識してほしいことは国と企業に依存していては将来困ることになるかもしれないということです。
年金に関しても「マクロスライド方式」を採用している限り、年金は下がっていく一方ですね。
成長している国であればまだしも、衰退が目に見えているこの国で「所属」していることになんの価値もありません。
これからは確実に「個人の時代」に突入していきます。
「個人の価値」をあげることが必要になっていきます。
また、人生を変えるためにはやはり収入を増やすことです。
複数の収入源を持つことが大事になってきます。
あなたは自由時間に何をしていますか?
自己投資をしている人はますます富み、何もしない人はいつの間にか日本とともに泥舟が沈んでいってしまうかもしれません。
副業でも投資でもお金を増やすことに力を注ぎましょう。
お金の勉強を少しでも始めましょう。
自分のコンテンツを持ち、自分の価値が上がれば必ず対価は生まれます。
今、この瞬間も時代はすごいスピードで変わっています。
未来に向けて環境を変える準備が必要になってくる時期にさしかかってきたのではないのでしょうか。
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