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こんにちは。
めんま(@menma_money)です。
先日、中国国際航空を利用し、上海を経由してスペインとマルタ共和国に行ってきました。
しかし、帰りの便で日本に台風が来てしまいました。
スペインのバルセロナから乗り継ぎの上海に早朝到着し、夕方からの便で日本へ飛ぶ予定でした。
この時の一連の流れと中国国際航空の対応をまとめてみました。
目次
中国国際航空のチケットを買った理由
私が中国国際航空のチケットを買った理由は安かったからです。
日本から上海を経由してスペインに行くのに直前期でも約12万円でした。
中国国際航空の航空券は安い。
ここで一つ目の落とし穴が…
私がチケットを検索する際はmomondo・トラベルコ・Skyscannerを利用しています。
Skyscanerで検索した際に、スペインの代理店が販売している中国国際航空のチケットが一番安価でした。
私は直前までマダガスカルに行く予定でしたが、急遽ヨーロッパの海に行きたくなり、マダガスカルの予定をキャンセルし、スペインまでのチケットを急いで探しているところでした。
そこで最も安価だったこのチケットを何も考えず、仕事の昼休み中に購入しました。
購入後にこの代理店と中国国際航空の口コミを検索して見ると、両者とも評判がわるく旅行前に大きな不安を抱えることになりました。
ここでの一つ目のしくじりは、「聞いたこともない代理店で購入」したことです。
直前までは日本の代理店のエアトリが最安値で中国国際航空の航空券を販売していましたが、旅行のルートが決まりきらず買わずにいるうちにエアトリの販売が終了してしまいました。
エアトリの記事はこちらを参照にしてください
エアトリのキャンセル規定などを見ると、全額ではないですがいくらか返金がありました。
また、日本の代理店ということで日本語で問い合わせできるのも何かあった時に安心できる材料だと思います。
私の買った代理店ではキャンセルしたら全額戻って来ませんでした。
またスペインの代理店なのでルーズな印象もありました。
よくわからない代理店では購入しないこと。
海外旅行保険は直前まで悩んだ
私はクレジットカードで海外旅行の保険をまかなえる為、民間の海外旅行保険は入る気はありませんでした。
傷害死亡・傷害疾病治療費用・携行品損害などクレジットカードでまかなえるものがいくつかあります。
しかし、飛行機が遅延・欠航した時の保険についてはクレジットカードの保険には含まれていません。
そのことをよく調べていなかった為、出発の前日まで保険には入っていませんでした。
しかし、当日の朝に中国国際航空の遅延が気になって来た為、民間の保険会社で加入をしようとしてみたところ、前日まであった遅延の項目が当日になったらなくなっていました。
出国当日については加入できない仕様なのかもしれません。
ここで二つ目のしくじりです。
私は遅延の保険に入らないまま、出国することなりました。
「もし、何か遅延などがあっても航空会社が対応してくれるだろう。」と淡い期待を抱いていました。
中国国際航空のチケットを買ったら遅延に関する保険に加入しておく。
行きの中国国際航空は順調に飛んだが…
出発の日、私は念には念を入れて出発の3時間前に空港に到着しました。
当日の飛行機は特に遅れることなく、定刻通りに出国しました。
ただ、通路側に座っていたのですが、乗客の中国の人もキャビンアテンダントもガンガン通路を歩くたびに当たってきます。
と思い腕を少しひっこめましたが、それでも当たってきます。
また、飛行中ずっとおしゃべりしている集団がいました。
耳栓とアイマスクを持ってきたのは正解でした。
中国国際航空ではできるだけ窓側に座る。
耳栓は必ず持っていくようにする。
上海での乗り換えするも…
上海につくと乗り換えの案内の中国のスタッフが飛行機を降りたすぐの通路で案内をしていました。
ここで多くの乗り換えの人が集まっていました。
なぜかここで乗り換え分の航空券をひとりひとりに配りはじめました。
結構な時間がかかり全てを配り終えた後、簡易のカウンターような所に連れて行かれました。
ここでチケットを確認しました。
ここでも全員のチケットを確認するまで待たされ、時間がかかりました。
次にこれまた長く厳しい手荷物検査があり、ここを抜けてようやく乗り継ぎのゲートに向かうことができます。
上海での乗り継ぎは余裕を持ってみたほうが良い。
手荷物検査までがなぜか長い。
帰りのフライトで事件は起きた…
スペインとマルタ共和国を堪能し、いざ帰国の日。
いつものごとく3時間前には空港に到着しましたが、チェックインカウンターに行くと幸先の悪いことを言われました。
とりあえず搭乗するしかありません。
不安の気持ちが大きくなる中、スペインのバルセロナから上海に向かいました。
覚悟を決める。
到着後の中国国際航空の対応とは?
早朝、上海の浦東国際空港に到着しました。
到着後すぐに荷物をピックアップしました。
幸いロストバッゲジはしていませんでした。
出国のフロアに行くとすでに日本行きの昼以降の便は欠航の赤い文字。
急いで出国カウンターのスタッフに確認すると私の便も欠航が決まったとのことでした。
と紙を手渡され終了。
終了。
・・・
え?それだけ?
中国の情報なにも調べてないし、なにもわからない。
近くにホテルとかあるの?ネット通じるの?案内は何もないの…?
いきなり突き放された感覚になり、一気に不安が押し寄せました。
出国前の不安がドンピシャで的中した瞬間でした。
午前の便で成田と茨城と仙台行きがまだ欠航になってませんでした。
と主張しましたが、かなりめんどくさそうな顔をして調べもせずに「No」。
しまいにはこちらの主張を無視して、電話で同僚と談笑する始末です。
と引けを取らずに主張し続けているとようやくいやいや調べ始めました。
結局、答えは「No」でした。
本当かどうかは定かではありません。
また主張を無視して電話で同僚と話し出します。
何度も何度も主張するとようやく
と言われました。
その間にANAがまだ欠航になっていなかったので、同じスターアライアンスであるANAのカウンターに行きました。
ANAのカウンターでは関西人のおじさんグランドスタッフに怒鳴り散らしていました。
怒鳴られてるスタッフの子がかわいそうでした
あそこまでの主張はさすがにできません。
スタッフの子にダメ元で
とたずねてみました。
スタッフの子は日本語が話せました。
ANAは中国のスタッフでも教育がされているんだなと一つ勉強になりました。
そして、次の手として中国国際航空の日本語デスクに電話しようとしましたが、空港のWiFiがなぜか使えなくなり、調べることができませんでした。
空港に電話はありましたが使い方がわかりません。
近くの人に使い方を聞いても間違ったことを教えられ結局使えませんでした。
インターネットが通じないことがここまで不便だとは思いませんでした。
1階にお金を払えば、Wifiを使えるお店もあります。
空港内をウロウロしていると見知らぬ人が笑顔で声をかけてきました。
中国の空港はたまにフレンドリなー人が現れます。
しかしANAと同じくお金を払わないといけないので、お断りしました。
1時間後に中国国際航空のカウンターに戻りました。
即答で
即答で
バルセロナから上海までの12時間以上のフライトの疲れもあり、もう交渉する力はなくなりました。
自腹でホテルをとるしかありません。
あきらめてエアポートホテルを探す
自力でホテルを探すために空港内をうろうろしてると運よくエアポートホテルが見つかりました
上海インターナショナルエアポートホテル
ホテルの中に入ろうとすると、女の人が話しかけてきました。
と思いながらホテルの案内カウンターへと連れて行かれました。
一番近いホテルは空港から10分の距離にホテルがあるとのことでした。
うーん。と悩むふりをして、ちょっと考えますと言ってカウンターから逃げ出しました。
あらためてエアポートホテルに入りスタッフに空室を確認すると
とのことでした。
反対側にある南館にいき、クレジットカードで支払いをしました。
ついでにWiFiにパスワードをもらいました。
部屋に入りパスワードを入力しました。
つながりません。
フロントに電話しました。めんどくさそうな雰囲気が電話越しに伝わってきます。
そして1時間待ってもきません。
その間にレシートをなんとなく確認しました。
あまりにも来ないのでシャワーを浴びました。
水面所の水の栓がずっとしまっていてずっと水が流れません。
シャワーから出てのんびりしてるとようやくスタッフらしき人物がきました。
彼は去って行きました。
ネットが通じました。
通じますが、Google・LINE・Facebook・Twitter・Youtubeが規制されているため使えません。
中国のネットでLINE使える方法を検索しました。
なかなか出て来ないがそれらしき記事を一つだけ見つけて、見よう見まねでスマホの設定をいじりました。
一通だけLINEが送れた!
それ以降は全く送れませんでした。
なんとか職場の人に連絡はできました。(返信は見れないけど)
空港内に麻婆豆腐のお店がありました。
クレジットカードを出して使えるか聞きました。
結構限界でした。
力を振り絞って残っていたユーロを元に両替しました。
疲れていてレートなんてどうでもよかったです。
その日に食べた麻婆豆腐はずっとヨーロッパにいたこともあってめちゃめちゃ美味しく感じました。
ホテルに戻り、仮眠をとって朝3時にカウンターにいきやっと出国の審査に行くことができました。
行きと同じく荷物検査で時間がかかりました。
そして出国
久しぶりの日本。
・遅延の保険は必ず入る。
・欠航したらとにかく主張する。
・ホテル代は自腹になる可能性が高い。
・ANAの中国のスタッフは可愛い。
・麻婆豆腐は美味しい。
中国国際航空で台風がきて欠航になった時の話まとめ
以上が、一連の流れになります。
この経験から今後は直行便をできるだけ使うようにして、経由便、特に中国国際航空は使わないことにしました。
台風などの自然災害は防ぎようがないので、一概に中国国際航空が悪いとも言い切れません。
遅延・欠航のリスク・中国での乗り継ぎのストレス・飛行機内の騒音などが許容範囲であれば運賃も安く魅力的な航空会社なので利用する価値はあります。
メリットとデメリットをよく考えた上で利用する方は利用してみてください。
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