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こんにちは。めんま(@menma_money)です。
私の保有している投資商品の中のひとつに海外ETFの投資信託があります。
私はこの商品を20〜30年のスパンで毎月一定額を積み立てていく予定です。
今回はこのETFについて書いていきたいと思います。
目次
「ETF」とは?なぜETFなのか。
現在、日本を含む多くの国が「資本主義」を採用しています。
資本主義はそれが続く限りは経済は成長し続けていきます。
ETFと言うの「株価指数」などに合わせて動く投資商品です。
株価指数とは株式全体の動向を示す指標、すなわち、経済全体の動きをあらわしています。
資本主義であるなら、経済は成長していきますね。
成長し続けるのであれば、グラフでいうと基本的には右肩上がりに上がっていきます。
もちろん、リーマンショックやバブル崩壊など長い時間の中には「経済危機」というものが発生します。
しかし、20〜30年のスパンで見るとその危機も乗り越えて経済は成長し続けていきます。
経済は波をうちながら成長をしていくのです。
今日(2018年1月4日)こんなニュースがありました。
「日経平均が26年ぶりに23,000円台を回復」
「NYダウ最高値更新 100ドル近く値上がり」
今、この瞬間も経済は成長し続けています。
私は過去からの実績と各国がこれからも成長すると信じて「ETF」を購入しています。
なぜ「海外」なのか?
過去を見ると日本経済は停滞していました。
しかし、海外、特にアメリカの経済は波をうちながら確実に成長を続けてきました。
経済は人口に比例して発展していく傾向があります。今後の日本は少子高齢化で人口は減少していきます。
対する海外およびアメリカはこれからも労働人口は増え続けていきます。
またアメリカに関していえばIT企業(Facebook・Amazonなど)の発展もめざましいものがあります。
なので、私は海外でも特に「アメリカ」の「ETF」を多めに買っています。
アメリカに集中して買うとアメリカ経済がダメになった時にダメージが大きいので、もちろん他の国や日本のETFも買っています。
これを「分散投資」といいます
なんで「ETF」を直接買わずに「投資信託」をはさむの?
私の買っているものは厳密にいうとETFではなく投資信託です。
ETFと言うのは個別株のように証券取引所に上場しています。
これは、個人の投資家が直接購入できます。
ただETFを少額で買う場合にかかる手数料が高い、また積立サービスがないという理由からETFを買う投資信託を購入をしています。
具体的には楽天・全米株式インデックス・ファンドを購入しています。
アメリカの株式市場をほぼ網羅する「VTI」というETFに連動しています
配当の再投資を自動で行ってくれるところも投資信託の魅力な点です。
再投資を行うことで「複利」の効果が生まれます。
「複利」について知りたい方はこちらの記事をご参照くださいね
購入しているETFの投資信託についてはこちらの記事をご参照ください
「アクティブファンド」と「インデックスファンド」
投資信託には大きく分けると「アクティブファンド」と「インデックスファンド」があります。
アクティブファンドは市場の平均を上回ることを目指しています。
どちらが儲かるかと聞かれたらこちらの方がより儲かりそうな気がしますよね。
しかし、過去10年でアクティブファンドがインデックスファンドに勝った勝率は32%です。
全てのアクティブファンドがインデックス(市場平均)に勝とうとしのぎを削っているのに実際の成績率はインデックスファンドの方がよいのです。
なのでこれから投資を始める方は最初は「インデックスファンド」の購入をオススメします。
なれてきたら個別株やアクティブファンドにも挑戦していきましょう。
なんで「毎月」「積み立て」ているの?
おさらいです。
私は主に「海外」「ETF」を「毎月」「積み立て」ています。
「日本」の「個別株」を「好きなタイミング」で「一括」で買ってもいいですよね。
別にいいんです。むしろ成長を見込める会社があるのであれば買うべきです。
ただ購入のタイミングを間違えると失敗する確率も高まります。
「この銘柄すごい上昇しているからこの流れに乗って買ってしまおう」
と意気揚々に大きな金額を投資した結果、そこがピークでそのまま下がることも珍しくありません。
もちろんそのまま上昇していくこともあり得ますよ。
しかし、前述したアクティブファンドの話でもわかるように、特定の銘柄が上がるか下がるか100%当てるというのは専門家でも不可能なのです。
なので、素人の私たちは購入するETFを決めたら毎月何日にどのくらいの金額を積み立てるかを決めてください。
積み立てることで資金と時間を分散させることができます。
分散させることで様々なリスクを減らすことができます。
そして、あとはほったらかしにすることを決めてください。
もうチャートも何も見ないでください。
この投資方法が忙しいサラリーマンにはお手軽な方法だと思っています。
証券会社で積立の設定をしてしまえば、本当にあとはほったらかしにするだけです。
ここで一つ不安になる方がいるかも知れません。
停滞、暴落をしても買い続けてください。
市場が暴落した時に買い続けていると「取得単価」が下がります。
安く買えるということですね。
そのまま買い続けて、その後、資本主義が崩壊…となってしまっては確かに投資したお金はなくなってしまうかもしれません。
最初にお話したとおり資本主義である以上、経済は成長していくことが前提になります。
暴落の時も毎月一定額を買い続けると「平均取得価額」が下がります。
その後、しばらくしてまた経済が回復していくと一時的には含み損の状態であった評価額が含み益になる時期がやってきます。
その後、さらに経済が成長していけば暴落時に安く買えたものが大きな利益を出してくれるのです。
余談ですがよくあるのは
「あの時たくさん買っていたら今頃もっと儲かっていたのに…」
という感情です。
しかし、暴落時の大底を見極めることはほぼ不可能です。
人間の感情が入ると思いもよらない結果になることが多いです。
なので、感情を入れずに自動的に「毎月」「積み立てる」ことが投資初心者には大事になってくるのです。